【駅弁実食リポート】元祖有名駅弁と全国うまいもの大会50回記念弁当 1,000円 A-0(東京都 東海道新幹線/東京駅)
第50回大会の最後の実食リポートを飾るのはこちら。
昨年2014年に1年間限定で東海道新幹線の駅売店にて販売されていた「東海道新幹線50周年弁当」を基に、この50回大会のため、掛け紙を変えて復活が叶いました。このような企画も歴史ある駅弁大会ならでは。
「2014年には東海道新幹線開業50周年、そして京王百貨店新宿店の開店50周年。次いで2015年1月には50回目を迎える駅弁大会、これらがつながる商品を開発できないものか」そんな開発者の想いが具現化された企画駅弁です。
掛紙のデザインは、JR東海、京王電鉄の協力を仰ぎ、1964年当時、実際に走っていた東海道新幹線0系、京王5000系が上下に配置されています。同じ年に生まれたそれぞれの路線のコラボ掛紙!これは、ファイリングするしかありません。
掛け紙を外して、最初に目に飛び込んでくるのが「50th」と焼印を押された玉子焼き。「東海道新幹線50周年弁当」にも入っていた玉子焼きも改めて登場です。その他には東京の深川飯、名古屋のエビフライ、大阪の煮ダコと新幹線沿線の「東名阪」の美味が盛り付けられています。
深川めしのご飯はもっちりと、アサリの旨みがしっかり染み込んでいます。冷めてなお、別の美味しさを発揮しています。エビフライのソース漬けとみそかつはソースと味噌の別々の味が楽しめるのがニクい演出。小さなタコを使った煮ダコはギュッと凝縮されたしっかり味。一緒に盛り付けられた野菜の煮物のやさしい出汁の味と、絶妙のコントラストを醸し出しています。
1964年は記念すべき「東京オリンピック」開催の年。それに向けてのインフラ整備の一つとして東海道新幹線の開通がありました。そして京王百貨店 新宿店が生まれ、その2年後の1966年からスタートした「駅弁大会」。それから半世紀の歴史を刻むことができた駅弁大会は、お客様のご支持あっての賜物です。
今大会は本日1/20(火)で終了ですが、また来年の新たなる企画に向け、動きだしております。
閉場まであと数時間となりましたが最後まで駅弁大会をお楽しみください!
第50回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
京王百貨店 新宿店 7階 大催場
本日1/20(火)午後5時まで!
≫詳しくは駅弁大会スペシャルサイトより
http://info.keionet.com/shinjuku/ekiben/index.html