【一日一弁！実食リポート】ありがとう！第51回駅弁大会！！
さて、本日いよいよ最終日、実食リポートも最後となります。「最後」というのは毎年頭を悩ませます。ご紹介しても残り時間が少なすぎてご来店いただけなかったりと、お客様へ少なからず残念な気持ちを抱かせてしまうのではないかと。
ただ、今年は「最後」の駅弁を折込チラシの最初の校正が回ってきた時から決めていました。
それは［栃木県／東北本線／宇都宮駅］駅弁発祥の地 滊車辨當。竹皮に包まれた潔い「白むすび×2（＋タクアン）」の姿に目が釘付けでした。問題はこの中には何が入っているのか？ということ。梅干し、鮭、塩昆布、、まさか何も入っていない？
これは、会期の初めにご紹介するわけにもいかず（恐らく、楽しみにしていただいている方もいるはずです。）、最後のご紹介にピッタリではないかと。
残念ながら、本日「滊車辨當」はご好評につき完売いたしました。気になっていたけどゲットできなかった方、これから中身の謎を解き明かしますね。
実はあまりに気になりすぎて、初日に買ってきていました。実物もやはりシンプルでレトロな「滊車辨當」。急ぐ気持ちを抑えながら竹皮を外すと、でた！「白むすび×2（＋タクアン）」！思わず、同僚と顔を見合わせ、、いよいよ「せーの！」でパッカーン！！
おむすびの中身は、、
梅干しでした！
丁度良い塩加減のおむすびに中身は梅干し。竹皮の香りがほんのり漂い、日本人だからでしょうか、不思議と「これだこれだ。」と納得するのです。しかも仲間と食べるおむすびは何よりのご馳走！
駅弁のルーツには諸説あり、最もよく知られているのが宇都宮駅で明治18年に発売されたといわれる竹皮に包まれた「梅干入りごま塩握り飯とタクアン」。それを再現したものがこの「滊車辨當」です。
現在約4,000種類の駅弁があると言われていますが、この「白むすび×2（＋タクアン）」は、その「始まり」なのですね。
最後に駅弁の始まりである「滊車辨當」をご紹介したのは、楽しかったこの2週間、駅弁に駅弁大会に感謝の気持ちでいっぱいだからです。そしてなにより、ご支持いただき、足を運んでくださったお客様、心より感謝申し上げます。
あと数時間ですが、最後の最後まで「第51回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」をお楽しみください！
さらなる進化を目指して、また来年まで期待に胸を膨らませ、待っていてくださいね！
フェイスブック、ブログもご覧いただき、誠にありがとうございました。
駅弁発祥の地 滊車辨當…450円※D-1
（栃木県／東北本線／宇都宮駅）≪輸送、初登場≫
※大変申し訳ございません。完売いたしました。
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第51回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
●2016年1月19日（火）まで
＜最終日は午後6時閉場＞
●新宿店 7階大催場
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